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塾長ブログ

2021 / 02 / 20  14:31

最新の入試傾向(2021年早稲田大学)

今月(2021年2月)は、最新の早稲田大学の入試問題を数多く見ています。10, 20年前よりも長文問題の分量・単語のレベルが随分上がっていますね。今年から始まった共通テストのときにも似たような傾向が指摘されていました。共通テストが終わったあとは、その点についての批判も出ていたようですが、もうこれは止められない流れなのでしょう。文句を言うよりも、この傾向に合わせた対策をとるべきだと思います。難しさの質が変わっていることを意識すべきですね。(僕は、日本の大学入試のこの流れは素晴らしいものだと思います。文法問題を解くためだけの学習に時間を割くよりも、大量の英文の中から必要な情報を拾い上げる+大意を把握する学習を受験生に課すのはとても良いことのように思えます)

 

さて、早稲田の今年の長文問題を見ていて気づいたことがあります。

ほとんどの場合、設問の答えを選ぶのが容易だと言うことです。「え?難しくなったんじゃないの?」って思われるかもしれませんが、長さと単語レベルの高さのために「読む」のは難しいのですが、内容さえ把握してしまえば「解く」のは簡単なのです。誤りの選択肢がすぐに明確な誤りだとわかるものが多いのです。例えば2021年早稲田大学法学部の長文問題では、「ある陸上選手が世界記録を出した後に性別判定テストを受け、両方の性別を持っていることがわかった」と書いてあるだけなのに、誤りの選択肢では「ホルモン注射を打ったことを認めた」とか「陸上協会を批判した」とか「テストを受けることを拒んだ」とか、「おいおい、誰もそんなこと言ってないよ!」と突っ込みたくなるほど的外れなものがありました(もちろんそんな簡単に解けないものも多くあります)。僕は早稲田の選択肢がだめだと言いたいわけではありません。奇抜なテクニックを使って解くような問題ではなく、文章の大意を掴めた受験生が順当に解ける良い問題になっていると言いたいのです。そして「読む」ことさえできれば「解く」ことはそれほど難しくないことを受験生に知ってもらいたいのです。まずは正確に「読む」練習をすべきだと。

これからはコミュニケーション能力が大事だ、発信する能力が大事だとよく言われますが、それと同等かそれ以上に相手が何を言っているのかを正確に受信することが重要ではないでしょうか。「読む」こととは正確に受信することだと思います。

 

早稲田レベルの難関大の問題を漠然と難しいものだと見るのではなく、何が難しいのかを分析するべきです。長くて単語のレベルが高いから、正確に「読む」ことができず、難しく感じているはずです。そこに気づければ、そのための対策を始めるべきですよね。

・語彙力を高めること。

・長めの文章を速読しつつ大意を掴む練習をすること。

この2つが大切だと思います。目標から逆算して、自分がやるべきことを客観視するべきだと思います。もちろん他にも大切なことはたくさんあります。全く文法を知らなくて良いとか、常識がなくてもいいとか、リスニングの勉強はしなくて良いなどと言っているわけではありません。ただ、受験生の学習の中で、上記の2つの優先順位を上げるべきだと言いたいのです。

 

だから、がるたんTVをやっているんですけどね。(^^;;;

2021.05.06 Thursday